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マルタの観光Resort of Malta

マルタの観光

ヴァレッタ旧市街

ヴァレッタ旧市街

長いユニークな歴史と美しいバロック式の建物が今もなお残るマルタの首都・ヴァレッタは1980年にユネスコ世界遺産に登録されました。当時世界的に勢力を増していたオスマン帝国の無敵とも言われたスレイマン大帝は、1565年にマルタを侵攻しようとするものの、マルタの騎士団長ヴァレット率いる聖ヨハネ騎士団の必死の抵抗と援軍の到着により、それまで優勢だったオスマン側がついに撤退、マルタが勝利することとなりました。この「マルタ大包囲戦」の経験から、騎士団長ヴァレットは要塞都市を築き上げることを決意。それがこのヴァレッタ旧市街であり、その名前も騎士団長ヴァレットに由来します。現在は観光客で賑わい、カフェやショップも沢山。

聖ヨハネ大聖堂

聖ヨハネ大聖堂

1565年のマルタ大包囲戦後の1573年から1578年にかけて、守護聖人ヨハネに捧げるために、聖ヨハネ騎士団により建設された大聖堂。シンプルな外観に反し、内部は豪華なバロック様式の芸術と厳粛な雰囲気に溢れています。カラヴァッジオによって描かれた「洗礼者ヨハネの斬首」はこの聖堂で一番有名な絵画。また、要塞都市の完成を見ず1568年に死去した騎士団長ヴァレットの墓は、他の騎士団長たちの墓と共にこの聖堂に立っています。ちなみに、騎士団を構成した8つの言語の騎士館に伴って、この聖堂には8つの礼拝堂があります。


騎士団長の宮殿

聖ヨハネ騎士団の歴代騎士団長の公邸。騎士団長ヴァレットの死後、次の騎士団長に任命されたピエトロ・デル・モンテの命令により建設が始まりました。騎士団長モンテはその完成を見る前に死去してしまいましたが、その次に任命された騎士団長ラ・カシエル(代51代目)の代から騎士団長の公邸として使われました。残念ながら聖ヨハネ騎士団は、その後1798年にナポレオン率いるフランス軍に支配されマルタ島から追い出されてしまいましたが、それまでの間この宮殿は聖ヨハネ騎士団の中枢として大きな役割を果たしました。また、宮殿内の「最高審議の間」にあるオスマン帝国と戦う名場面を描いたマルタ大包囲戦のフレスコ画は必見です。現在はマルタの政府機関として役割を果たし、宮殿の一部のみが一般に公開されています。


アッパー・バラッカ・ガーデン

アッパー・バラッカ・ガーデン

城壁の一番高い場所に位置しているため、この公園からはグランドハーバーのパノラマを一望することができます。かつてはイタリア出身の騎士団員たちが集う憩いの場として18世紀まで利用されましたが、フランス支配の終わりの年である1800年に一般にも開放されました。また、フランスの支配後はイギリスに統治されたマルタ。そのイギリス統治時代に建てられた記念碑が今現在もこの公園に残っています。アッパー・バラッカ・ガーデンでは、毎日正午に大砲を発射します。


国立考古学博物館

この博物館では紀元前5000年~紀元前400年までのマルタ島各地で発掘された遺物が所蔵されており、その中にはハジャー・イム神殿から出土した「マルタのヴィーナス」や謎の地下神殿ハイポジュームから発掘された「眠れる女神」などなど、貴重なものばかりです。ちなみに現在国立考古博物館となっているこの建物は、かつてプロヴァンス出身の聖ヨハネ騎士団員の宿舎として使われていました。また、マルタ大包囲戦後にバレッタに初めて築かれた建物の数々のひとつでもあります。


マノエル劇場

現在でも実際に使われているヨーロッパの劇場の中で、最も古い劇場のうちのひとつとも言われているマノエル劇場。その歴史は1731年の騎士団時代にまでさかのぼります。その当時の騎士団長であるマノエル・ド・ヴェヘーナによって建設されたのですが、その目的は若い騎士団員に娯楽を与えるのと同時に、また若者の悪事・非行を防止するためでもあったそう。豪華な内装やシャンデリア、実際に劇場で使われた衣装の展示など見所がたくさんあります。マノエル劇場を詳しく知りたい、という方は所要時間約30分のガイドツアーに参加することができます。


イムディーナ旧市街

「静寂の町」とも呼ばれるイムディーナは、バレッタが築かれる前に首都としての役割を担っていました。もともとアラビア語で「城壁の町」を意味し、その後16世紀にロドス島からこの地に逃れてきた聖ヨハネ騎士団によって首都へと発展。それこそ当時は貴族をはじめ、沢山の人々で活気づいていました。現在は静寂の町とも称されるほどひっそりと静まり返っていますが、町には貴族の館や教会が残っており中世の面影が今もなお強く残っています。連なるカフェやレストランは、散策の休憩にぴったり。またイムディーナの町の地下には巨大なカタコンベ(地下墓地)があり見学することができます。


聖パウロの地下墓地

古代ローマ時代の地下墓地。その時代、遺体を城壁の中に埋葬することは禁止されていました。しかし火葬をしない当時の初期キリスト教の人々には遺体を保管する場所が必要であり、そこで地下に巨大な墓地を作るという方法がとられました。中は迷路のようになっており、中央には岩を削って作られた丸いテーブルが。遺族が故人をしのび、埋葬後にこのテーブルで食事をとったと考えられています。聖パウロの地下墓地にはガイド付きツアーがあるで、他にも詳しい説明をいろいろ聞くことができます。


タ・アーリ・クラフトビレッジ

イムディーナ郊外ターリ村にある、マルタの伝統工芸品の店が集まっている村、その名もタ・アーリー・クラフトビレッジ。マルタの伝統工芸は興味深く、かつてイタリア、プロヴァンスなどヨーロッパ各地の人々から構成された聖ヨハネ騎士団員がマルタ島に持ち込んだ各国の工芸品の数々が影響し、マルタ独自の工芸へと発展していったそうです。そのマルタ伝統工芸品は主にガラス製品や、レース、フィリグリー(銀線細工)など。得にマルタのガラス工芸はイタリア・ベネチアのムラノガラスに並ぶほど。マルタ島のお土産にはぴったりです。


ハイポジューム地下神殿

バレッタ南方のハルサフリエニの住宅街に位置する謎の地下神殿ハイポジュームの遺跡はなんと5000年以上前のものと考えられ、ユネスコ世界遺産にも登録されています。この遺跡は1902年に偶然発掘され、その際7000人分もの人骨も発見されました。そのことから神殿ではなく、もともと地下墓地だったのでは等といった説が複数あるのですが、詳しいことはまだわかっていないため謎の地下神殿と称されています。この遺跡から発掘された有名な「眠れる女神」はバレッタの国立考古学博物館に所蔵・展示されています。また、見学は一日80人までと制限がかかっており、事前の予約制となっております。


イムナイドラ神殿

イムナイドラ神殿

マルタ南岸の崖の上にたたずむ4500~6000年前の巨石神殿。1992年に「マルタの巨石神殿群」としてユネスコ世界遺産に登録された6つの巨石神殿のうちのひとつです。3つの神殿から成っていますが、実際はそれよりも大きい構造になっていたのではないかという説も。その3つの神殿のうち、一番下のほうに位置する神殿は天体観測や時間の観察に使われていたと考えられています。

青の洞門

青の洞門

風と波による長年の浸食によって断崖にアーチ型に穴があき、現在のような洞門に。また沢山の洞窟も長年の浸食によって作りだされました。7、8ユーロを払うとボートに乗ることができ、美しいエメラルドグリーンや透き通ったスカイブルーの水が見えるいくつものスポットへと連れていってくれます。また、朝早いほうが綺麗に見えるそうです。ちなみに冬の間は気候の影響により、ボートが運休することがよくあるようなので事前にチェックを。

ハジャール・イム神殿

ハジャール・イム神殿

イムナイドラ神殿の近くにあり、また同様に「マルタの巨石神殿群」のひとつとしてユネスコ世界遺産に登録されたハジャール・イム神殿。その名には「聖なる石」という意味があり、動物の生贄が行われていたようです。また、イムナイドラ神殿の基本的な構造デザインと似ているそう。ハジャール・イム神殿からは「マルタの女神」という頭のない女神像が出土しており、ハジャール・イム神殿の祭壇と共にバレッタの国立考古学博物館にて所蔵・展示されています。


ゴゾ大聖堂

マルタ島のとなりにあるゴゾ島。ゴゾの中心地ヴィクトリアに堂々と立つ、チタデルという要塞の中にあります。1697年に建設が始まり、14年の歳月を経て完成しました。聖ヨハネ大聖堂と同様に、バロック様式のゴゾ大聖堂の外観はシンプル、しかし内部は赤とゴールドの豪華な装飾がなされその美しさはなかなかです。ゴゾの大聖堂は「だまし絵」があることで有名。というのも、建設当時は大聖堂にアーチ型の天井・クーポラを作る予定でしたが、資金が足りず、中止となってしまいます。それでもなんとか、という思いで結果出された案が「だまし絵」。大聖堂の外側からはアーチ型の天井が見えないものの、中からだとこのだまし絵技法により、あたかもまるでクーポラが存在するかのようになっています。


ブルーラグーン

ブルーラグーン

マルタ島とゴゾ島の間に位置するコミノ島西部の、透き通ったスカイブルーの湾がこの「ブルーラグーン」。波が穏やかなこの湾は、海水浴にぴったり。ブルーラグーンは、お手洗いや売店のいくつかは除いて、手つかずの自然な状態となっています。その圧倒的な水の透明度は、「空飛ぶ船」という現象を起こさせるほど。海水が空の色と同じくらい明るいため、水に浮かぶ船の下に影ができると、あたかもまるで船が空を飛んでいるように見えるのです。

ソルトパン

ソルトパン

ソルトパンとは「塩の田んぼ」。はるか昔から続くこの地中海の塩田でとれる塩は、ゴゾ島の代表的なお土産として有名です。ゴゾ島のシュウェイニ湾辺りにあり、塩田の大きさはおよそ3km2にまで及びます。冬場はシーズンではないので全く人がいないようですが、観光シーズン時の春から秋にかけては路上に塩の直売所があり、購入したり味見ができるようです。

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